- ライセンスって何?
- どうしてライセンスが必要か?
- オンラインカジノは不正をしてないの?
…という事で今回は、ベラジョンカジノのライセンスについて解説していきます。
ベラジョンカジノが所持するライセンス
ベラジョンカジノはキュラソーライセンスというカジノライセンスを所持しています。キュラソーというのはオランダ領の小さな島国の名前です。詳細は後述しますがキュラソーライセンスの取得は厳しい審査が必要といわれており安全性の高いライセンスとなります。
ベラジョンカジノのライセンスの確認方法
ライセンスはベラジョンカジノのゲーム画面以外であればどのページからでも確認する事が可能です。ページ最下部のボックス内にライセンスの記載があります。【Breckenridge Curacao B.V.】という会社が運営しておりライセンスは【#1668/JAZ】と記載があります。
登録住所についても調べてみました。【39 Scharlooweg, Willemstad, Curaçao】で検索してみると所在地が出てきました。キュラソー島でもメインと思われる環状道路のすぐ近くで立地もよさそうな場所ですね!
ライセンスを変えた理由
ベラジョンカジノは2020年まではマルタライセンスという別のライセンスで運営していました。また、当時は会社名も Dumarca Gaming Ltd. という会社でしたが、ライセンスの変更のタイミングで現在のBreckenridge Curacao B.V.に変更されました。
実はマルタライセンスはキュラソーライセンスよりも取得が難しいと言われており、ベラジョンカジノはライセンスの質を落としたという事になります。
ライセンスを変更した一番大きな要因としては仮想通貨での入出金だと考えられます。他にもベット額の上限引き上げ・ライブカジノのテーブル数増加などユーザーにとってプラスの環境整備がされています。
ただキュラソーライセンスになってからも大きなトラブルがあったという事もありませんのでそれまで通り安全に使えています。
ライセンスがある事で安心な理由
カジノライセンスは日本の風俗営業許可証に近い物と認識してもらえばいいと思います。風俗営業許可を持っているパチンコ屋と、無許可営業の違法闇スロ店ではお金を賭ける事に対しての安全面・安心感が全然違いますよね。
ライセンス取得の為には審査が必要
オンラインカジノライセンスは国が発行しており、取得には厳しい審査が必要となります。審査の基準はライセンスごとで差があり明確にはされていないのですが、主に以下に記載している内容だと言われています。
- 運営をするのに十分な資金を持っている
- 運営者に充分な経営能力がある
- ゲームの公正さを確保する仕組みがある
- コンプライアンスを守る仕組みがある
- 反社会勢力やマネーロンダリングに対しての仕組みがある
半年以上の時間をかけて審査が行われ、無事通過すればようやくライセンスを発行という流れになります。
主なカジノライセンス
ライセンスを発行している国は20ヶ国ほどあります。著者が国内でプレイしていて聞いたこと見たことのあるライセンスを紹介します。
- キュラソー島
- マルタ共和国
- ジブラルタル
- イギリス
- マン島
- アイスランド
- カナワケ
- フィリピン
EU諸国のライセンスは比較的審査も厳しいところが多い印象があります。上記以外にも南米やカリブ海の地域にも発行している国はありますが、国内ではほとんど見ることはありません。
ライセンスが必要とされる理由
ライセンスが無いとオンラインカジノは運営出来ない?
ライセンスが無いオンラインカジノは違法サイト扱いとなるので運営をしてはいけません。しかしノーライセンスで堂々と運営をしているカジノも存在します。トラブルに巻き込まれる可能性があるのでそのようなカジノでプレイをしないように気を付けましょう。
ライセンスにまつわるトラブル例
1月あたりから出金キャンセルされる事が増え遂に出金がまったくされない状況に。
従業員がコロナに感染し出金業務が出来ないと公式よりアナウンスがありました。
最終的にこのサイトは1月末にSNSで引退宣言をしサイトも閉鎖をしましたが、中には出金されていないユーザーもいるそうです。
ユーザーがライセンス元のPAGCORに直接問合せをしてもサイト上に表記のライセンスでの登録は確認できないと返答がありました。
カジノ側にライセンス状況を明らかにするように求めても、現在確認中の一点張りで話は進まず現在も運営は続いています。
こちらのサイトでは大きなトラブルこそおきてはいませんが、オープンしてからも遊べるプロバイダが2社だけと少なく資金面や運営体制に不安要素が残ります。
共通している PAGCOR ライセンスがダメというわけではありませんが、サイト上を少し調べてみて詳細が不透明なカジノはトラブルに巻き込まれる可能性が高くなる傾向にあるので自衛の為にも気を付けた方がいいと個人的には思っています。
ライセンスがあるとイカサマはないのか?
カジノ・ゲーミングプロバイダはイカサマをしてる?
カジノと同じようにゲーミングプロバイダもライセンスを取得出来ます。ゲームの公正さを保つ仕組みがないと取れないライセンスをプロバイダが取得するという事はゲームに対しての不正は行われていないという証明にもなります。噂ではライセンス側からの突然の抜き打ち監査のような事もあるそうです。
ライブカジノ大手のEVOLUTION GAMINGですが取得が難しいと言われるマルタライセンスを取得しています。もしイカサマをしてるようであればこのライセンスは取得できません。
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第三者機関ってなに?
オンラインカジノではライセンス以外にも公正さを保つための第三者機関が存在します。カジノの運営や支払いの正確さ・ゲームの公正さ・RNG(乱数発生装置)のテスト等の様々な内容でライセンスと同じように厳しい審査が行われます。
主な第三者機関はeCOGRA、GLI、iTech Labsが有名です。過去1回で申請を通したカジノがないくらい厳しい審査をしている機関もあります。中にはカジノとユーザーのトラブルの仲裁をしてくれたりと安心してプレイできる環境を整えています。
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カジノ側はイカサマをする理由がない
基本的にカジノのゲームはペイアウト率が 100 %未満のゲームしかないので、イカサマをしなくても儲けが出るようになっています。
カジノ側がイカサマをすると苦労して取得したライセンスや第三者機関の権利の剥奪など運営が出来なくなり、目先のお金の為に後にある大きな利益を失う事になります。このリスクを考えればカジノ・プロバイダ側がイカサマをする理由はないと考えられます。
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